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デジタル一眼レフカメラ Nikon(ニコン) デジタル一眼レフの研究 その1 [設計思想]

ニコンのフィルム一眼レフカメラのAF化はcanonよりも早く1983年、ミノルタのα7000(1985年発売)よりも早かったようです。ポリシーは過去の遺産の継承。すなわち、古いMFレンズもAFレンズも全て使えるようにするということ。必然的にAF駆動部はカメラ側に行き、結果canonとは異なり、カメラとレンズの接点は電気接点と機械的な接点の両方を持つこととなります。それは、現行のデジタル一眼レフになっても同様で、ニコンは過去のすべてのレンズが使用できることを強調しています。Pentaxも同じ道を歩みましたが、パッとしません。
プロのカメラマンならともかく、ど素人の私にはどうでも良いことです。所詮、ニコンのレンズは1本も持っていませんし。

※私の勉強不足でした。最近のニコンのデジタル一眼には、カメラ本体側にレンズ駆動モーターを内蔵していないものが多いようです。
タグ:ニコン NIKON
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デジタル一眼レフカメラ Canon(キャノン) デジタル一眼レフの研究 その1 [設計思想]

Canon(キャノン)は設計思想がすばらしい。
フィルムカメラでAFでミノルタのα7000に先行されたとき、慌てなかったのが良かった。AFに乗り遅れたといわれたが、EOSシリーズはすばらしい。

特筆すべきは、EOS専用のEFレンズ群の設計思想だ。
1. 動かすもの(レンズ)の近くに駆動装置はなくてはならない。
 →レンズ内に駆動装置内蔵
 →手ブレ補正機能のレンズ内への取り込み

2.すべてのレンズ(広角から超望遠まで)をカメラ側で動かすには無理がある。
 →カメラ側に一切のレンズ駆動装置を持たせなかった。

当時は、レンズが割高になるとかいう意見もあったが、現在ではこのタイプが主流だ。ニコンもレンズ内駆動装置の配置へシフトしている。
AFへの移行時に、過去の資産(レンズ)との互換性を断ち切ったのが良かった。結果、レンズとカメラは電気的な接点のみで接続されるシンプルな構造となった。

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